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〔その他相続〕相続開始時に胎児がいる場合

3か月前に夫が交通事故で他界し、先日、四十九日の法要が終わって、義弟が、夫の遺産について相続権を主張してきました。現在、私は妊娠中で、子は他におりません。義弟の言うように、夫の遺産を義弟にも相続させなければならないのでしょうか?

 所有権を取得したり贈与を受けたりといった、権利義務の主体となりうる能力を権利能力といい、人は、生まれて初めて権利能力を取得するとするのが、民法の大原則であり、胎児は権利能力を有しないことになります。しかしそれでは、近い将来生まれてくることが予想される胎児にとって不利益となる場合があり、民法は、例外として、損害賠償請求、相続及び遺贈について、胎児は、生まれたものとして取り扱うこととしています。

 ところで、民法は、「胎児は、相続については、既に生まれたものとみなす」とする一方、「胎児が死体で生まれたときは、これを適用しない」と規定しており、この規定については解釈が別れています。胎児の段階で既に相続権が与えられており、将来死産であった場合はには、相続開始時にさかのぼって相続権がなかったものとする解除条件説と胎児の段階では原則どおり、未だ相続権はなく、将来生まれてきた場合には、例外的に相続開始時にさかのぼって相続権を有していたものとする停止条件説とで、前説もかなり有力ですが、判例及び戸籍実務では後説の立場をとっています。ただ、不動産登記実務においては、「亡何某妻何某胎児」として胎児名義での登記を認め、胎児が将来死産となった場合には、更正登記をすることができるとしています。

 以上のとおり、あなたとご主人とのお子さんである胎児に相続権が認めらるため、現時点では、義弟に相続権はありませんので、ご主人様の相続財産を義弟に相続させる必要はないと考えます。

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